【VBA】パワーポイントのスライド枚数を取得する

エクセルVBAで使うコードの備忘録。VBAでパワーポイントファイルを操作して、スライドの枚数を取得するコード。

事前準備

VBAでパワーポイントを操作するには、参照設定が必要です。VBAのコードエディタから「ツール > 参照設定」と進み、「Microsoft PowerPoint XX.X Object Library」にチェックを入れておきます。

スライドの枚数を取得する

スライドの枚数を取得するのは比較的簡単です。パワーポイントのプレゼンテーションを管理するPresentationオブジェクトには、プレゼンテーションに含まれるスライドを表すSlideオブジェクトが含まれています。プレゼンテーションに含まれるスライドの枚数は、このSlideオブジェクトの数に対応するので、Countプロパティにアクセスして要素数を取得すれば、スライドの枚数が取得できます。

下記のサンプルコードでは、変数nにスライドの枚数を格納しています。

なお、サンプルコードを使用する際はカッコに囲まれた部分（[***]）を自分のプログラムに合わせて変更してください。

サンプルコード

Public Sub getSlideCount()
    
    '--- プレゼンテーションを開く ---'
    Dim pptObj As PowerPoint.Application
    Dim pptPrs As PowerPoint.Presentation
    Set pptObj = CreateObject("PowerPoint.Application")
    pptObj.Visible = True
    Set pptPrs = pptObj.Presentations.Open("[パワーポイントファイルのパス]")
    
    
    '--- スライドの枚数を取得 ---'
    Dim n As Long
    n = pptPrs.Slides.Count
    
    '--- ファイルを閉じる ---'
    pptPrs.Close
    
End Sub