エクセルでよく使う関数のまとめ。 最大値・最小値を求める関数について。一番大きい値や一番小さい値だけではなく、上から2番目や3番目などの任意の順位の値を求める方法についても。
MAX関数
最大値を求める場合はMAX関数を使います。使い方はシンプルで、最大値を求めたい数値群を引数として与えらればOKです。値の与え方は、カンマ(,)で区切る方法でも、セルの範囲をRange指定する方法でも可能です。
書式
MAX([数値1], [数値2], ...)
MIN関数
こちらはMAX関数と反対で最小値を求めます。使い方も同様で、最小値を求めたい数値群を引数として与えらればOKです。値の与え方は、カンマ(,)で区切る方法でも、セルの範囲をRange指定する方法でも可能です。
書式
MIN([数値1], [数値2], ...)
LAEGE関数
それでは、与えられた数値群の中で2番目や3番目に大きい値を得るにはどうしたらいいか。LARGE関数を使えば目的の値を取得することが可能です。引数としては、数値群の配列と順位を与えます。
ちなみに同じ数字が複数含まれている場合の挙動は少し気を付けておいた方が良いかもしれません。例えば[1, 1, 3, 4, 5, 6, 7]という配列があった場合、2番目に大きい数字は3と思う方もいるかもしれませんが、LARGE関数は1を返します。LARGE関数の挙動を正確に表現すると「一番大きな数字から順番に数えていって、指定された順位に到達した時の数字を返す」というものになります。
書式
LARGE([配列], [順位])
SMALL関数
反対に与えられた数値群(配列)の中で2番目や3番目に小さい値を得るにはSMALL関数を使用します。引数としては、数値群の配列と順位を与えます。 同じ数字が複数含まれているときの挙動はLARGE関数と同じです。
書式
SMALL([配列], [順位])