Microsoftが提供する検索エンジンであるBingのWebマスターツールに自分のWebサイトを登録する方法です。Google Search Console（サーチコンソール）のMicrosoft版です。現状、Googleの検索エンジンが圧倒的シェアを持っているのでBingへの対応はそれほど優先されるべきものではありません。ただ、作業としては難しいものではないので、できるのであればやっておいて損はありません。
Webサイトの登録
まずは、Bing web マスターツールにサインインします。マイクロソフトアカウントを持っていればそれでサインインできます。GoogleやFacebookのアカウントでもサインインすることが可能です。サインイン後に現れるフロントページ真ん中に「サイトの追加」という部分があるのでボタンを押しましょう。左上の部分からも同じように追加することが可能です。
次のページでは自身のサイトのURL、サイトマップ、トラフィックが多い時間帯を入力します。サイトのURL以外は必須ではありません。ただ、サイトマップはSEO上、登録しておいたほうが良いので、こちらは準備しておきましょう。後から追加はできるので、準備がまだであればとりあえず飛ばしてもOKです。
所有権の確認
次に登録したサイトの所有権を確認します。Bing web マスターツールが提供する確認方法は、「Web サーバーに XML ファイルを配置」、「<meta> タグをコピーして既定の Web ページに貼り付け」、「CNAME レコードを DNS に追加」３つです。どれもそれほど難しくはありませんので、どれかを選択して確認します（はじめの２つが簡単）。
1. Web サーバーに XML ファイルを配置
Webサーバー上に、Bing webマスターツールからダウンロードした「BingSiteAuth.xml」をアップロードする方法です。ダウンロードしたファイルをそのまま何も変更せずにアップロードすればOKです。自身のWebサイトのRootディレクトリ直下に保存します。保存が終われば、webマスターツールの確認ボタンを押しましょう。
2. <meta> タグをコピーして既定の Web ページに貼り付け
Bing web マスターツールから指定されたメタタグをコピーしてWebページの指定個所に張り付ける方法です。Google Search Consoleと同様でヘッダータグ内（<head>から</head>の間）に張り付けます。<body>よりも前の部分に張り付けましょう。こちらも貼り付けが終わったら、webマスターツールの確認ボタンを押します。
3. CNAME レコードを DNS に追加
CNAMEレコードと呼ばれるものを追加する方法です。こちらはプロバイダーによって追加方法が異なりますが、追加方法はBing webマスターツールから確認できます。自身のプロバイダーを確認して調べてみてください。
まとめ
BingのWebマスターツールに自分のWebサイトを登録する方法についてまとめました。 方法は「Web サーバーに XML ファイルを配置」、「<meta> タグをコピーして既定の Web ページに貼り付け」、「CNAME レコードを DNS に追加」３つ。初めの二つが楽なのでお勧め。