Microsoftが提供するクラウドサービスであるAzureのアカウント作成方法を初めての方にもわかりやすいように手取り足取り説明します。自分の電話番号とクレジットカードが必要になりますので、あらかじめ準備しておきましょう。
Microsoft Azureって何?という人はそもそもこのサイトにたどり着かない気もしますが、一応ウィキペディアの説明を引用しておきます。
Microsoft Azureはマイクロソフトのデータセンターにあるクラウド プラットフォームで、アプリケーションとデータをホストしている。アプリケーションの動作環境(Microsoft Azure)と、Windows Azure AppFabric(旧名称は.NET Services。クラウドのミドルウェア サービス)、SQL Database(クラウドのRDB)を提供する。
Wikipedia – Microsoft Azure
平たく言えば「自作のアプリケーションなどを動作させる場所をクラウド上に提供する Microsoftのサービス」です。プロトタイプを作ってテストしたりするぐらいなら無料でできますが、ドメイン名を設定したり、計算負荷の大きいことをするなどいろいろやろうとするとお金がかかる仕組みです。前置きが長くなりましたが、Azureを利用するための第一歩であるアカウントの作成を行いましょう。ちなみにAzureはアジュールと読むみたいです。
1. まずはMicrosoft Azureのページへ
まずはMicrosoft Azureのページへ行きましょう(リンクをクリックすると別タブが開きます)。下記のようなページが表示されるはずです(画像は、2018年12月末時点のもの)。この画面の右上に「無料アカウント」をクリックします(左下の「無料で始める」でも同じ画面に移動します)。
クリックすると「無料で始める」というわかりやすいボタンがあるのでそれをクリックします。すると、Microsoftアカウントのサインイン(ログイン)を要求されるのですでに持っている人はメールアドレスとパスワードを。持っていない人はアカウントの作成から作成して先に進みます。
2. Azureの本人確認
Microsoftアカウントのログインに成功すると次のようなページに移りますので指示通りに入力します。なお下記画面からもわかるように、電話番号とクレジットカードが本人確認に必要です。クレジットカードの情報を登録するとなると変なお金がかからないか不安になるかもしれませんが、有料のプランにしない限りは大丈夫ですので気にせず登録しましょう。
アグリーメントの部分は各項目にチェックを入れます。その後、サインアップボタンを押せばすべて完了です。
3. Azureポータルへ
以上でアカウントの作成は終了ですが、今後利用するAzureのフロントページ(Azureポータル)を少しだけ見ておきましょう。サインアップ後に現れる画面のポータルへ移動ボタンを押すと下記のような画面が出てきます。これがAzureポータルです。
初めてログインすると上側に「既定のビューを選択する」というメッセージが出てくるので、ダッシュボードを選んで保存を押しておきましょう(別にホームでも問題はありませんが、ダッシュボードの方が後々便利です)。