エクセルVBAでよく使うコードの備忘録。VBAでワードファイルを開きpdf形式で保存するコード。
事前準備
VBAでワードファイルを操作するには、参照設定が必要です。VBAのコードエディタから「ツール > 参照設定」と進み、「Microsoft Word XX.X Object Library」にチェックを入れておきます。
pdf形式で保存する
pdf形式で保存するには、DocumentオブジェクトのExportFixedFormatを使用します。引数として保存先のファイルパスと保存形式(pdfの場合はwdExportFormatPDF)を設定すればOKです。コードを使用する際はカッコに囲まれた部分([***])を自分のプログラムに合わせて変更してください。
Public Sub SaveAsPdf()
'--- Wordのアプリケーションオブジェクト ---'
Dim objWord As Word.Application
Set objWord = CreateObject("Word.Application")
objWord.Visible = True
'--- ドキュメントオブジェクト ---'
Dim objDoc As Word.Document
Set objDoc = objWord.Documents.Open("[開くワードファイルのパス]")
'--- 保存先の設定 ---'
Dim saveFileDir As String '保存先のフォルダ
Dim saveFileName As String '保存ファイル名(拡張子なし)
Dim saveFilePath As String
saveFileDir = "[保存先フォルダのパス]"
saveFileName = "[保存ファイル名(拡張子なし)]"
saveFilePath = saveFileDir & "\" & saveFileName & ".pdf"
'--- PDFとして保存する ---'
Call objDoc.ExportAsFixedFormat(OutputFileName:=saveFilePath, ExportFormat:=wdExportFormatPDF)
'--- ドキュメントを閉じる ---'
objDoc.Close
'--- ワードを閉じる ---'
objWord.Quit
End Sub