エクセルでよく使う関数のまとめ。 文字列から指定した部分を抽出するLEFT, RIGHT, MID関数について。
Left関数
LEFT関数は、与えられた文字列の一番左側から指定した文字数分を抽出して返します。文字列の冒頭から決まった文字数だけ取り出したい場合に使用します。ちなみに引数で指定する文字数を省略すると一番左側にある一文字だけが抽出されます。
構文
LEFT("[元の文字列]", [文字数])
RIGHT関数
RIGHT関数もLEFT関数と同様で、与えられた文字列の一番右側から指定した文字数分を抽出して返します。文字列の末尾から決まった文字数だけ取り出したい場合に使用します。この関数も、引数で指定する文字数を省略すると一番右側にある一文字だけが抽出されます。
構文
RIGHT("[元の文字列]", [文字数])
MID関数
MID関数は、与えられた文字列に対して指定した位置(左端からの文字数)から指定した文字数分を抽出して返します。こちらの関数は引数を省略することはできません。
構文
MID("[元の文字列]", [開始位置], [文字数])
使用例
下記の使用例では、文字列”ABCDEFGHIJKLMN”に対して指定した部分を何パターンか抽出していますので参考にしてみてください。
'--- "ABC"を返す ---'
= LEFT("ABCDEFGHIJKLMN", 3)
'--- "JKLMN"を返す ---'
= RIGHT("ABCDEFGHIJKLMN", 5)
'--- "DE"を返す ---'
= MID("ABCDEFGHIJKLMN", 4, 2)