財務省が公表しているデータをもとに、日本国債金利の動きを時系列でアニメションにした動画をアップロードしたのでご紹介。イールドカーブの動きが確認できます。ゼロ金利政策どころかマイナス金利政策を導入中の現在では考えられないことですが、日本国債に10%以上の金利がついていたこともあったんですね…。うらやましい。
これを見ると、如何に現在の金利水準の低さが異常かということがわかります。でも残念ながら、今後の人口動態を考えると、金利が上がることはまあ考えにくいんだろうなという気がします。そもそも物を買う人が国内で少なくなるから、必需品が海外から手に入らないとかいう緊急事態でもなければずーっとデフレ(あるいは物価変わらず)の状況が続くんだろうなーと個人的には思っています。
財務省からデータが提供されている全期間だけでなく、平成のみピックアップしたものもあります。平成の期間だけでも、8%以上の利回りがついていたことがあります。バブルだったんですね。指標となる日本国債(10年)の利回りは平成の間に
4.791%から-0.045%
にまで低下。符号が変わってしまいました…。